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イエナプラン日蘭アカデミー卒業生のリレーエッセイ

  • 2023年9月8日
  • 2023年9月8日
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第16話 保育所×児童発達支援事業所(併設園)における4つの基本活動(リレーエッセイ)

〜作業療法士×イエナプラン教育専門教員の働き〜 作業療法士とは  みなさん、はじめまして。作業療法士の “のすけ” っていいます。 突然ですが、みなさんは “作業療法士” をご存知でしょうか。えっ?待って。イエナプランの話じゃないの!? 投稿の場所間違えてない? てか、作業療法士って何? そう思っている方もいらっしゃるかもしれません。  今回、教育関 […]

  • 2023年7月27日
  • 2023年7月27日
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第15話 異年齢の空間(リレーエッセイ)

 昨日の雨は嘘のよう。太陽がおはようと言っている。草木に滴る朝露の雫まで、ピカピカと嬉しそうだ。  児童ホームでのお昼ごはんに、ふと、「たこ焼き」を食べようと思った。  最近知ったのだが、宇宙には、「たこ焼き」があるらしい。もちろん、本当のたこ焼きがあるわけではない。「たこやき」という名前の小惑星があるのだそうだ。名前は、事前に公募されたいくつかの名前から、子どもたちの拍手の大きさを基準に決めたと […]

  • 2023年7月27日
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第14話 楽しく学ぶには(リレーエッセイ)

 「楽しく学ぶには、どうしたらいいんだろう?」私が社会人1年目の小学校教員時代に感じた問いでした。当時私は、30人の小学2年生の学力を保障するために、一斉授業をし、プリントで練習させ、必死な思いで問題を解かせていました。結果は、学年でもテストの点数は高く、保護者の方達にも喜ばれていました。  しかし、子どもは、どこか辛そうでした。子どもは一生懸命プリントに食らいつき、プリントが終われば次のプリント […]

  • 2023年7月27日
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第13話 祝われるということ(リレーエッセイ)

 「自分って、祝われていい存在なんだ」そんな風に感じた日がある。  2021年の1月4日、シェアハウスの仲間が私の誕生日会を開いてくれた。「誕生日だからキタバの好きなもの買うからね!」と一緒に買い物に出かけたものの、ボクが好きな唐揚げの要望は届かず、「えっ、かに食べたぁい」とか「海鮮おいしそう(ヨダレ)」とか、結局、みんなが好きなものを寄せ集めるという感じで誕生日会の品物が決まっていった。  テー […]

  • 2023年7月27日
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第12話 イエナプラン、原体験を掴む<後半>(リレーエッセイ)

りょうた君との「特別」な時間  ある日の個別の時間。彼は、いつものように間違いのカードをわざと取り(つまり、私は遊ばれている)、ビー玉で少しだけ遊びながら10までの数を数えさせられ、5秒でお絵描きを終えた。(またか…)ため息がこぼれた。が、これで終わっていては、ただただお互いに不幸なだけである。だから、彼は目の前の新米教師(というより、お兄さん?)がこの時間を扱いかねていることを察してか、興味のな […]

  • 2023年4月17日
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第11話 イエナプラン、原体験を掴む<前半>(リレーエッセイ)

特別支援学校  大学を卒業した次の年度、私は特別支援学校で講師として働いていた。将来的には小学校の教員として働くと決めていたが、その前に、通常の学校ならどのクラスにも必ずいるという障害を持つ子どもたちと一度深く関わってみよう、と思ってこの場所を選んだのだ。だが、特別支援学校に通っている子どもたちが、何から何まで「普通」とは違う子たちばかりだということを、実際に学校に赴任する前の私はよくわかっていな […]

  • 2023年4月11日
  • 2023年4月11日
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第10話 ロックフェスのように明るい先生たちの終日ストライキ(リレーエッセイ)

「ストライキに出たあと一緒に美術館に行かない?」と誘われた。5年前のオランダ留学中、当時見学に行っていた小学校の先生に、「休日にランチしに行かない?」と言うような気軽さで。  その時私は、フローニンゲンというオランダの町でホームステイしながら小学校の授業を見学させて頂いていた。私は3〜4歳クラス担当のヨカ先生(イエナプラン校で10数年教えているベテランの方で、大学院の修士で美術専攻)の教室で過ごし […]

  • 2023年4月11日
  • 2023年4月11日
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第9話 私の見たオランダと働き方(リレーエッセイ)

 私のオランダとの出会いは、夫の海外赴任に帯同したことがきっかけでした。 その時は、まだイエナプランも全く知らず住みやすい国だということを少し見聞きしていた程度でした。生活にも慣れてきた頃、オランダの子どもの幸福度が高いことを知り、その理由について知りたいという思いが芽生えるようになりました。インターネットを検索する中でイエナプラン教育について知り、そこでリヒテルズさんに連絡を取り、8月の1週間研 […]

  • 2022年2月19日
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第8話 大好きな作家の時間(リレーエッセイ)

 私は今4年生の担任をしている。私が働く学校はちょっと変わった学校で、イベントも多く、時間に対してカリキュラムの内容も濃い。本当に濃い。だから、私はいつもちょっと焦りながら授業をしている。 そんな忙しい日々の中で、私の好きな時間は「作家の時間」だ。 「作家の時間」とは、アメリカで行われているライティングワークショップを日本に合うようにアレンジしたものだ。子どもたちは、ミニレッスンの中で文章を書くた […]

  • 2022年2月19日
  • 2022年2月21日
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第7話 イエナプラン校の自由作文(リレーエッセイ)

 ペーター・ペーターセン、イエナプラン教育の創始者。彼のことは、このサイトをご覧の皆さんならば、さすがに名前をご存知かと思います。では、セレスタン・フレネは? 彼は自身の名前の冠されたフレネ教育の創始者です。フレネは、学校をラディカルに問い直し、自由テクスト(自由作文)をはじめとした数々のフレネ技術を用いて、子ども中心の民主的な共同体としての学校を生み出そうとしました。彼は自身と仲間たちが目指した […]

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