寝たきり老人にならないための実践ワーク③

「一生、自分で歩ける」を目指す!

 連休中に、3年ぶりに実家の庭の草花の手入れをしました。
まずはスコップを持って土堀から開始。午前中は調子良かったのですが、午後にはバテて、夕方はヨタヨタ歩きになってしまいました(笑)

よく歩くことはよく生きること

 午前と午後合わせて4、5時間程度の作業でしたが、終わってから腰が思うように立ちません。背中が曲がり、歩幅が狭くなり、歩くとその分ちょこちょこと早足になります。その姿は、89歳の母と同じでした。
 その晩、近くのスーパー銭湯で体をすっかり揉みほぐしたおかげで、翌日は普通に歩けるくらいには回復しました。母を見てもわかるように加齢による筋力低下は、立つ、歩くと行った基本的な動作に不具合をもたらします。
 そんなこともあって、改めて「一生、自分の足で歩ける」大切さを実感しました。

長続きする歩く習慣づくりの秘訣

歩くこと(ウォーキング)の基本は「立つ姿勢」にあります。体の中心軸を意識して立つことで、全身の筋肉に程よい緊張感が生まれます。この姿勢を身につけることがウォーキングを続けるための秘訣
です。
 姿勢の次は歩き方に気をつけます。かかとから着地し、つま先で蹴り出すように歩きましょう。膝は負担がかかりやすいので、なるべく伸ばし、腰から前に出すようなイメージで歩きます。
 慣れてきたら腕の振り方を大きくする、歩幅を広くするなどで運動量を増やせますが、健康増進ではそこまで気にする必要はありません。あくまでもマイペースで十分です。
 ちなみに母のウォーキングは、自宅から約1キロ離れたスーパーへの買い物です。片道30分かけてゆっくり歩いています。このように目的があると歩くのも苦にならないようです。
 また、日課だからと行って、必ず毎日歩くと決めつける必要もありません。天気の悪い日や体調のすぐれない日は避けるなど、頑張りすぎないことも長続きの秘訣です。
 まずは1ヶ月、と期間を決めて始めるのも良いと思います。期間を決めることで、「その期間中だけでも」と集中しやすくなります。5月になりウォーキングにも適した季節になりました。あなたも、「一生、自分の足で歩く」を目指してみませんか。

高橋利直

1959 年生まれ。大学では工学部電子工 学を専攻。1984 年大卒後IHI に入社。火 力発電所の制御設計に携わる。1986 年3 月にIHI を退社。4 月から頭とお金を提供 してくれた創業者柴田さん、体と汗を提 供した私、他1名でほんの木設立の準備が スタート。1986 年6 月に、株式会社ほん の木創業。2003 年より代表取締役。