しばし眺め、できたらそのまま、あるいは、ちょっぴりの「何か」を足して食べてみたいと思います。
カンタンをゆっくり。きっとどこかにお気に入りを入れて。

野原や森のベリーが憧れ
子どものころ読んだ西洋のお話では、春から初夏はベリー摘みの季節。かごを持って森にでかける姿に憧れたものです。
大人になったいま、「森にベリーを摘みに!」というのは現実としてややハードルが高いのですが ( 笑)、春先はいちご狩り、初夏にはさくらんぼ狩りに行くのも楽しい。野辺の野生いちごもおいしいですね。
昭和の記憶として、「赤いぐみのなる庭」は珍しくなかったです。いまはブルーベリーのほうがポピュラーで、無農薬で育てて庭で収穫できます。
キレイ!おいしそう!の感性
時代により流行り廃りはあるけれど、それでもベリー類全体は人気です。なぜならわたしたちに必要な抗酸化物質を始めとした栄養が一粒一粒に、ぎゅっと詰まっているからです。
旬の路地ものは、ビタミンもファイトケミカルも豊富です。鮮やかな赤、オレンジ、ブルーなどは、食べて身体に入るとそれぞれが適所で活躍してくれます。
中でもブルーベリーに含まれるファイトケミカルのアントシアニンは、目にいいとしてサプリメントでも有名ですね。
サプリとしての効果効能は、品種、産地、栽培方法、成分の組み合わせ、製法でも変わると思いますが、野生種のビルベリーのほうが目にはさらにいい、カシスのほうが優れている、ブルーベリーなら北米のワイルドブルーベリーがいい、と言われます。基本は栽培種より原種に近いもののほうがパワーが強いというところでしょうか。
その一方細かい効果効能は脇におき、季節ごとに出合う自然の色や姿を「キレイ!」、「おいしそう!」と感じたら食べる、そんな感性が本質的な健やかさに繋がるとも思います。
そして「朝は果物だけを食べる」という朝食スタイルもデトックスには優れていておすすめなので、「いちごだけ !」 というのも試す価値はあります。ちょっぴりアレンジして、ごはんとベリーを温かな甘いお粥にするのも楽しいです。

前日炊いた玄米ごはん

今号は、すこし季節が早いのですがブルーベリーも!と欲張り、冷凍のものを前日の玄米ごはんと水と一緒に炊きました。お米は玄米ではなく雑穀米でもいいし、オートミールでもカンタンです。いちごは生で、仕上げにポン、ポン!とたくさん。こんな朝ごはんは、これからの季節、氣分もあげてくれそうです!


タド・ジュンコ
一般社団法人ワンネスフード協会代表理事。最新栄養学、宇宙の法則、氣の料理を融合して、癒しと進化を叶える食事を教える。
著書『不思議と幸せを呼びこむスピリチュアルごはん』
