ロゴほんの木

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死ぬ日まで働き続けるための養生―脳梗塞と下半身を守る|【人生の幸せは後半にあるシリーズ③】

帯津三敬病院名誉院長 帯津良一

私は「死ぬその日まで働こう」と決めています。理由は単純で、毎日の飲み代を稼がなければならないからです。毎日働き、毎日日銭を稼ぎ、毎日酒を飲み、毎日ハグをする。それが私の生き方です。この生き方を脅かすかもしれない大敵の一つが「家系遺伝」の脳梗塞でした。

尊敬する免疫学者・多田富雄先生が脳梗塞で倒れ、言葉もうまく出ず、大好きな日本酒も飲めなくなったと聞いたとき、「これは何としても避けなければ」と強く思いました。そこで出会ったのが、納豆キナーゼのサプリメントです。業者が置いていった一か月分を飲み終え、会社に電話して「もう一か月分送ってください」と頼みました。それ以来25年近く、切らさず飲んでいます。

脳の検査をすると、「この年齢でラクナ梗塞の跡が一つもないのは珍しい」と医者に褒められます。もう一つ、私が守っているのが下半身です。筋肉が衰えると、たちまち生活の自由度が落ちます。そこで、良質のたんぱく質、とくに牛肉をしっかり食べる。なかでもすき焼きが大好物で、東京駅丸の内の京都料理の店で、「すき焼き小鍋」と生ビール2、3杯というのが定番です。

骨の脆弱化を防ぐためには、カルシウムも欠かせません。吸収のよさを調べると昆布が優れているとわかり、以来、年中、湯豆腐を肴にし、その昆布だしをウイスキーのチェイサーとして飲んでいます。からだの養生を楽しみながら、心の中では、先に逝った人たちの待つ「死後の世界」を思い描く。そうすることで、むしろ生きる力が湧いてくるのです。

帯津先生気功③

帯津先生写真
プロフィール
東大医学部卒の医師。外科医としての経験を土台に1982年に埼玉・川越で帯津三敬病院を開設、2004年には池袋に統合医療の拠点(帯津三敬塾クリニック)も立ち上げた。西洋医学に漢方・気功・食事などを重ね、「医療と養生の統合」を目指すホリスティック医学を提唱。NPO「場の養生塾」などで“いのちの場”を整える暮らし方を伝え、日々の気功を欠かさず現役医師とともに講演を続けている。
高橋利直
ほんの木
代表取締役社長
高橋 利直

 

1959 年生まれ。大学では工学部電子工 学を専攻。1984 年大卒後IHI に入社。火 力発電所の制御設計に携わる。1986 年3 月にIHI を退社。4 月から頭とお金を提供 してくれた創業者柴田さん、体と汗を提 供した私、他1名でほんの木設立の準備が スタート。1986 年6 月に、株式会社ほん の木創業。2003 年より代表取締役。