対話と考える力を伸ばす
対象年齢:6歳以上
子どもたちの考える力を引き出す。
自由に考え、表現する力が身につく。
対話することの楽しさを知る。
カードには、かわいいイラストと問いが1つずつ書かれています。子ども同士でも使えます。
- 内容
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てつがくおしゃべりカードとは?
子どもも大人もいっしょに、
正解のない問いを通して「考える・話す」を楽しむカードです。
対話で育つ
自分とは異なった見方や考え方をする周りの人の意見にも耳を傾け、共に考え、さらに自分の考えを深めていくことができるようになります。
ことばになる
自分の考えを整理し言葉にして伝えるコミュニケーション能力が育ちます。
問いの力
真実・時間・友情・アイデア・平等・自由など、さまざまな哲学的テーマを引き出す問いが、可愛らしいイラストと共に書かれています。
大人も一緒に
子どもたちが何を考えているかだけでなく、どのように考えるかということに気づきます。
このカードの問いはちょっと特別
・本にも百科事典にもウィキペディアにも答えがないもの
・大人も(知っていそうで)本当はよくわからないもの
・好き嫌い、賛成反対などの意見を聞く問いではないこと
・科学的な知識を聞くものではないこと
使い方
1
みんなの顔が見えるように輪になって座る(進行役を決める)。
2
カードを一枚選び、カードの表に書かれた問いについて、それぞれが考えたことを発言しあう。
3
人の話を最後まで聞く。
人の意見に対して「ちがうよ」「おかしいよ」などの発言はしない。
「なぜ、そう思ったの?」と問いかける。
4
「考えを深める問い」を重ねていく。
考えを変えてもOK。
自由に思考を広げる。
正解も不正解もない。
事前の知識も不要。
大切なのは、自分の頭で考え、言葉にすること。
正解のない問いがくれるもの。
問いを重ねていくと、子どもたちの哲学的思考力が高まっていきます。
そして素晴らしいのは、子どもたちに対する親や教師といった大人の眼差しが変わることです。
大人たちは、子どもたちが何を考えているかだけではなく、どのように考えるかということに気づくのです。
著者・イラスト・訳者について
著者
ファビアン・ファンデルハムさん
ファビアンさんは児童書の作家であり、哲学者でもあります。また彼女は長年オランダの小学校で教師として詩や創作、子どもの哲学について、ワークショップを開いたり授業をしてきました。
ファビアンさんは、子どもと哲学をするために、また教師や親が哲学会話を始められるように多様な選択のできる教材をと、他の哲学者たちの監修や協力のもとに、このカードを開発しました。
子どものための50の哲学的問い「てつがくおしゃべりカード」は、ファビアンさんの初めての作品ですが、すぐに大評判となりました。
2012年11月にはオランダ児童哲学センターから、ベリー・ヘーセン賞(優秀な哲学教材)を受賞しました。
今ではオランダの小学校に広く普及して、多くの子どもたちがこのカードを使っています。 現在、オランダだけでなくベルギー、イギリスなどヨーロッパで、子どもたちを対象にした「てつがく授業」が広がっています。子どもたちが、カードの問いに対して自分の頭を使って独自のユニークな答えを見つけようとチャレンジしています。
イラスト
シンディ・ファンスヘンデルさん
訳者
リヒテルズ直子さん
九州大学大学院教育学研究科修士課程(比較教育学)及び博士課程(社会学)単位取得修了。1996年よりオランダ在住。オランダの教育及び社会についての研究を著作や論考で発表。2011年3月、JASよりイエナプランの普及に貢献した人に贈られるエイル賞を受賞。「一般社団法人日本イエナプラン教育協会」特別顧問。
リヒテルズ直子さんからのメッセージ
訪問中のオランダの小学校で偶然出くわした「てつがく授業」。4歳と5歳の子どもたち10人ほどを円座にして使っていたのがこのカードでした。先生は、写真を見せたり、絵を描かせるなどしながらカードの問いに沿って、子どもたちの言葉を確認していくだけです。そうしているうちに、大人にも思いつかない、本質をついた言葉が子どもたちの口から次々に現れてくる様子に、思わず涙がこみ上げるほど感動しました。
ISBN
978-4-7752-0104-6
出版年月日
2017年6月15日
入っているもの
おしゃべりカード50枚
説明カード6枚