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 判型・ページ数:四六版・192ページ
 出版年月日:2018年4月6日
 ISBN:978-4-7752-0111-4

みんな幸せってどんな世界
共存学のすすめ

商品番号 20124
古沢 広祐
¥ 1,540 税込
貧困の克服、環境改善、食と農、安心して暮らせる社会の実現など
について。SDGs(持続可能な開発目標)理解の入門書。
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」
この言葉は宮沢賢治の『農民芸術概論』の中の一文です。

この言葉で賢治が示したのは、誰かの不幸を前提とするような状態では「幸せな世界」とは言えないということです。
自分一人だけが幸せな世界は成り立たない、みんなが幸せを共有する状態こそめざすべき道ではないか、ということです。

しかしながら、現実の世界に身をおいて考えると、自分の幸福と他の人の幸福が矛盾なく両立する状態や、何が幸福で
何が不幸かについてなど、そう簡単に答えが出せるものではありません。

本書では、世界が抱えるさまざまな問題について、多様な角度から掘り下げて理解を深めます。
そして、みなが幸せに生きる世界へ、その道筋を探っていきます。

貧困の克服、環境改善、食と農、安心して暮らせる社会の実現、SDGs(持続可能な開発目標)を理解する入門書としても
おすすめです。
目次

はじめに

序章テロと大震災が奪ったもの
1大震災で見えてきた豊かな日本の不平等
2同時多発テロ事件がアメリカ社会を一変させた

第1部グローバル時代の共存─交差する光と影

第1章地球とともに生きる時代が始まる
1地球村・地球市民の現在
2世界に広がる「地球の日」
第2章持続可能な世界をめざす国連の新目標SDGs
1地球サミットと持続可能な開発・発展
2国連の新たな挑戦「2030アジェンダ」がめざすもの

第3章グローバル経済の曲がり角貧富の超格差を生む経済
1最富豪8人の富が世界の貧しい36億人の富に匹敵
2国家を超える巨大企業の時代
3国際的なレジーム動向を見る視点

第2部何をどう組み立てなおすか─経済・社会の変革

第4章経済の歪みをなおすには?国連の新目標SDGsをどう役立てるか
1SDGsと持続可能な消費・生産
2消費をめぐる新たな展開─社会倫理的(エシカル)な消費者
3投資が変える経済─ESG投資

第5章SDGsを社会に活用・普及するために
1暮らし、地域、企業の取り組み
2世界がめざすSDGsの現状と国際比較

第6章日本社会の歪みをどうする?
1いじめが増加する生きにくい世の中
2今日本の社会はどうなっている?
3私たちの世界を変革する─新しい「公・共・私」の形成

第3部文化と環境から未来を見とおす─多様性を手がかりに

第7章伝統文化が秘めるレジリエンス震災復興とコミュニティ形成
1祭事、郷土芸能が呼び起こしたもの
2潜在力をよび覚ます力の源
3社会関係資本(ソーシャルキャピタル)としての展開

第8章気候変動と生物多様性からの展望
1深刻化する地球温暖化、消失する生物多様性
2ローカルとグローバルの再結合─いのち・食・農の連鎖から
3世界はどこへ向かう?─2極化する世界

第9章グ・ローカル多文化共生の時代社会・文化・自然の多様性
1新たな課題の出現─ゲノム編集・合成生物学
2自然と文化の多様性が拓く新たな世界観
3社会的公正と人間存在─誰も取り残さない包摂性と多元性

終章私たち人間はどこへ向かう?自分・世界・地球・宇宙
1今を生きる意味─宇宙を人間が知るということ
2人間存在を問いなおす時代に

おわりに共存学への誘い
古沢広祐(ふるさわこうゆう)

1950年東京生まれ。國學院大學経済学部教授。
大阪大学理学部(生物学科)卒業、京都大学大学院農学研究科(農林経済)研究指導認定、農学博士。
環境問題、農業・食料問題、社会運動、協同組合・NGO・NPOなどを参加型研究する。持続可能社会論、環境社会経済学、
総合人間学。
学外活動では、NPO「環境・持続社会」研究センター(JACSES)代表理事、NPO日本国際ボランティアセンター(JVC)
理事、(一社)市民セクター政策機構理事などを務める。

著書に『食べるってどんなこと?』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(NHKブックス)、『共生時代の食と農』(家の光協会)、
『共生社会の論理』(学陽書房)、共著に『共存学1~4』(弘文堂)、『共生社会Ⅰ、Ⅱ』(農林統計出版)、『持続可能な
生き方をデザインしよう』(明石書店)ほか多数。