選挙後の政治状況を前に、戦後民主主義の土台がいまどのように揺らいでいるのかを見つめる特集号。
武器輸出入、マイクロアグレッション、難民・移民フェスなどの現場から、排外主義や軍拡に抗し、人権・平和・民主主義を地域から守り育てる道を探ります。
国家情報会議、武器輸出、国旗損壊処罰法案、改憲論議など、緊張を高める動きを視野に入れながら、非暴力による市民の行動を、悲観ではなく希望として考える一冊です。
- 内容
- 社会運動 No.463
消費者としての力が実はとても大きいことを忘れてはいけません。パレスチナの市民団体が世界に呼びかけている非暴力運動に「BDS運動」があります。B=ボイコット(不買)、D=ダイベストメント(投資引き揚げ)、S=サンクションズ(政府に制裁を求める)という具体的な圧力です。
武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表 杉原浩司(本誌より抜粋)
目次
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非暴力 非戦・平和のための選択 (社会運動No.463)
● For Readers
国内外の政治情勢に悲観せず……
Part1 いま、日本で何が起きているのか
●国連人権システムと日本政府のズレ 反差別国際運動(IMADR)事務局長代行 小森 恵
●崖っぷちの平和 最後の命綱は、市民運動 武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表 杉原浩司
●三重県の「国籍条項復活」を考える
市民セクター政策機構・客員研究員、NGO「外国人人権法連絡会」事務局次長 瀧 大知
Part2 私たちに何ができるのか
●〝普通〟を疑うことからはじめよう マイクロアグレッション 立命館大学国際関係学部教授 金 友子
●世代をつなぐ企画展「植民地主義 2025」 高麗博物館
ボランティア 渡辺柚月/大学院生 後藤瑞穂/高麗博物館 理事 谷 正人/高麗博物館 専務理事 岩元修一
●ごちゃごちゃの楽しさをこの国の日常にしたい 難民・移民フェス 作家・イラストレーター 金井真紀
Part3 対話から始まる未来
●パレスチナ支援の取り組み
株式会社オルター・トレード・ジャパン 代表取締役社長 山下万里子/
生活クラブ生活協同組合・東京 副理事長 環境政策委員会担当 守本 香/
生活クラブ生活協同組合・東京 政策調整部政策推進課課長 木村結美子
●社会を変えるための手法 戦略的非暴力行動 戦略的非暴力アカデミー ジョー・ワージー
●非暴力を身近なものにするために 清泉女子大学名誉教授 中見真理
書評
●『もしも君の町がガザだったら』 大杉恭子
●『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』 勝俣 誠
連載
●「カンパーイ!」を世界のことばで 第四回 作家・イラストレーター 金井真紀
マダカスカルのトゥクトゥクは史上最高にスリリングだった!
●韓国の社会的協同組合のいま ⑧ 株式会社異路(IRO)代表取締役 上前万由子 社会的協同組合Parti
連載 客員研究員コラム
●ボトムアップ民主主義の時代 第10回 政治学者 岡田一郎 表現の自由とリベラル派
●韓国の社会連帯経済と政治 第16回 城南市民会議 運営委員長 崔 珉竟 止まった社会連帯経済基本法 しかし動き始めた協同組合政策
連載
●『韓国協同組合運動100年史』を巡る連続学習会③④の報告 桑原史成写真展/五郎丸聖子講演会
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著者について
前田和記(季刊『社会運動』編集長)
小森 恵
杉原浩司
瀧 大知
金 友子
岩元修一
金井真紀
山下万里子/
守本 香/
木村結美子
中見真理
大杉恭子
勝俣 誠
金井真紀
上前万由子
岡田一郎
ISBN
978-4775201626
出版年月日
2026年7月16日
判型・ページ数
A5判・160ページ