【460号】特集:もっと社会的連帯経済
【460号】特集:もっと社会的連帯経済

社会的連帯経済とは何か?

「社会的的経済」とは非営利協同セクターを指す社会概念、 「連帯経済」とは公正で持続可能な経済を目指す社会運動を指す運動概念のこと。

本誌が、生活クラブを含め市民が日本各地でもっと「社会的連帯経済」を進めていくための議論・検討の際、一助になれば幸いです。

内容
社会運動 No.460

大きな協同組合や人が情報などの資源を使って、小さな協同組織をサポートする関係をうまくつくっていけば、そこに社会的連帯経済が生まれる 明治大学名誉教授 柳澤敏勝 (本誌より抜粋)

目次
目次
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もっと社会的連帯経済 (社会運動No.460)

● For Readers
日本各地で「もっと社会的連帯経済」を進めるために 前田和記(季刊『社会運動』編集長)

Part1 協同労働のいま
●労働者協同組合法の追い風に乗って 日本労働者協同組合連合会(ワーカーズコープ)理事長 古村伸宏/ワーカーズ・コレクティブ ネットワーク ジャパン(WNJ)代表 藤井恵里/駒澤大学経済学部・現代応用経済学科教授 松本典子
●終わりの始まりの時代 サブシステンス生産を取り戻す 長野大学環境ツーリズム学部 教授 古田睦美
●信州上田アグロフォレストリー 一般社団法人 信州上田里山文化推進協会/ワーカーズ・コレクティブつむぐ家、カフェ tu・mu・gu
●新しい働き方への期待 労働政策研究・研修機構 理事・総括研究員 小野晶子

Part2 協同組合の未来
●現代日本社会において協同組合が果たすべき役割とは 一般社団法人国際人権啓発センター代表理事 高崎真一
●使命を掲げる事業体である協同組合への期待 一般社団法人日本協同組合連携機構(JCA)代表理事専務 比嘉政浩
●社会的連帯経済の実践 明治大学名誉教授 栁澤敏勝
●GSEF2025 発表者紹介 社会的連帯経済マップ国分寺編/パルシステムの「産直」/シェアハウスMIO ECCLESIA

追悼 岩根邦雄 生活クラブを始める
●岩根さんの言葉は「応援歌」だった フォトジャーナリスト 桑原史成
●岩根邦雄—生活クラブという生き方~晩年・群像 岩根顧問を囲む会 米倉克良
●岩根邦雄講演録(抄) 生活クラブの原点
●岩根邦雄との出会いあってこそ、いまの平田牧場がある 平田牧場グループ会長 新田嘉一
●岩根さんの「台所から政治へ」がせっけん運動の原点でした ヱスケー石鹸株式会社 代表取締役会長 倉橋公二/常務執行役員 小林 衛
●岩根邦雄と生活クラブの精神 岩手県立大学総合政策学部講師 大和田悠太

書評
●『働くことの小さな革命』 植田敬子
●『図解 知識ゼロからの協同組合入門』 室田元美

連載
●新連載 「カンパーイ!」を世界のことばで 第一回 夕暮れのフランクフルト、クルド人の家族史を聞く 作家・イラストレーター 金井真紀
●韓国の社会的協同組合のいま ⑤ 株式会社異路(IRO)代表取締役 上前万由子 希望土の村社会的協同組合
客員研究員コラム
●ボトムアップ民主主義の時代 第7回 政治学者 岡田一郎 参院選の結果は何を物語るのか
●ネット最前線・観測記 ⑩ 外国人人権法連絡会議事務局長 瀧 大知 有名声優と韓国系極右YouTuber、情動、重ねて
●韓国の社会連帯経済と政治 第13回 京畿道議会政策支援官 崔 珉竟 社会連帯経済 新しい韓国のための希望の種

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著者について
前田和記(季刊『社会運動』編集長)
古村伸宏
藤井恵里
松本典子
古田睦美
小野晶子
高崎真一
比嘉政浩
栁澤敏勝
桑原史成
米倉克良
新田嘉一
倉橋公二
小林 衛
大和田悠太
植田敬子
室田元美
金井真紀
岡田一郎
瀧大知
ISBN
978-4775201572
出版年月日
2025年10月15日
判型・ページ数
A5判・160ページ
商品番号 20240

【460号】特集:もっと社会的連帯経済

社会運動 No.460
市民セクター政策機構
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