【454号】ワクワクする再エネ社会 脱原発の世界を歩く
【454号】ワクワクする再エネ社会 脱原発の世界を歩く

再生可能エネルギーの可能性を知り、私たちの望む社会のあり方を考える。

ドイツとデンマークで再エネが進んだ背景には、市民の議論、地域、自治体のエネルギー転換政策などさまざまな努力がありました。その事例がわかりやすく書かれています。

内容
社会運動 No.454

自分たちの社会をつくる「道具としての再エネ」

本号特集の基調となった、私も参加した「再生可能エネルギー政策と地域社会づくり ドイツ・デンマーク視察ツアー2023」では、たくさんの希望のタネを見つけることができました。
原発を導入しないことを選択したデンマーク、脱原発を実現したドイツ、それぞれの脱原発の世界を歩くなかで、「ワクワクする再エネ社会」を参加者が感じとってきました。
視察を通して確認したのは、再エネ、それ自体が目的なのではなく、私たちが望む社会のあり方、私たちの望む生き方を実現するための、「道具としての再エネ」ということでした。社会のあり方を人の手に委ねず、自分たちで自分たちの社会をつくっていく取り組みとして、本誌における各事例の紹介や論考をお読みいただきたいと思います。
これをきっかけに、知り合いとエネルギー問題の話をするのもいいかもしれません。
まずは人と会って、おしゃべりすることから、私たちもワクワクする社会をつくりましょう。 (For Readersより一部抜粋)
目次
『ワクワクする再エネ社会 脱原発の世界を歩く』(社会運動No.454)
目次
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●FOR  R E A D E R S
「ワクワクする再エネ社会」へ

P a r t I ドイツ・デンマークのエネルギー到達点
●座談会 再エネで豊かに暮らす
 生活クラブ生協・千葉理事長 福住洋美
 生活クラブ生協・神奈川副理事長 佐野めぐみ
 生活クラブ生協・滋賀理事長 秋久保由紀
 市民セクター政策機構 理事長 柳下信宏
●デンマークにおける熱供給システムの進化
 法政大学社会学部教授 高橋 洋
●エネルギー自立の地域づくり ライン=フンスリュック郡(ドイツ)
 環境エネルギー政策研究所所長 飯田哲也
●ドイツのエネルギー転換は、原発事故への対応で決まった
 早稲田大学名誉教授 坪郷 實

P a r t 2 脱原発と民主主義
●デンマークの民主主義が再エネ社会をつくる
 ジャーナリスト ニールセン北村朋子
●誰かの意見を鵜呑みにしない
 芸人・記者 おしどりマコ

P a r t3 日本で再エネを広げる
●自治体だからこそ、国のエネルギー政策は変えられる
 世田谷区長 保坂展人
●西粟倉村ルポ
 村の資源の活用からエネルギーシフトへ
●生活クラブのエネルギー政策のこれから
 (一社)生活クラブエネルギー事業連合副理事長・生活クラブ生協・神奈川専務理事 半澤彰浩

書評
●『脱原子力 明るい未来のエネルギー』 古沢広祐
●『格差と貧困のないデンマーク』 渡辺繫美

連載(客員研究員コラム)
●ボトムアップ民主主義の時代 第1回
杉並区長選、その後の展開が新しい
政治学者・市民セクター政策機構客員研究員 岡田一郎
●ネット最前線・観測記 ④
「100+1年」災害と差別 そして、弄ばれる「虐殺」の記憶
外国人人権法連絡会 事務局次長・市民セクター政策機構客員研究員 瀧 大知
●韓国の社会的経済と政治 第8回
逆風の社会的経済政策 自治体の新年度政策はどうなったのか?
城南市協同組合協議会政策委員長・市民セクター政策機構客員研究員 崔 珉竟
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著者について
市民セクター政策機構 編集長 白井和宏
市民セクター政策機構 理事長 柳下信宏
飯田哲也
坪郷 實
ニールセン北村朋子
おしどりマコ
保坂展人
半澤彰浩
古沢広祐
渡辺繫美
岡田一郎
瀧 大知
崔 珉竟
ISBN
978-4775201459
出版年月日
2024年4月15日
判型・ページ数
A5判・128ページ
商品番号 20234

【454号】ワクワクする再エネ社会 脱原発の世界を歩く

社会運動 No.454
市民セクター政策機構
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