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 判型・ページ数:A5判・180ページ
 出版年月日:2020年4月15日
 ISBN:978-4-7752-0122-0

子どもの命を守る社会をつくる

商品番号 20218
社会運動 No.438
市民セクター政策機構
¥ 1,100 税込
子どもの貧困は親の貧困が原因。子どもと大人、とりわけ母親が幸せに生活できる社会のあり方を考える。
児童相談所による虐待への対応件数が急増し続けている。
1990年には1100件程度だったが、2018年度には「過去最悪」の16万件にのぼった。28年連続での増加だ。
この約半数は警察から児童相談所への通告によるものである。
「配偶者(もしくはパートナー)から暴力を振るわれている」との連絡を受けて警察が介入するようになったことで、
子どもに「心理的虐待」を与えていることが発覚した。子どもの前で暴力をふるう「面前DV(ドメスティック・バイオレンス)」
と判断した警察が児童相談所に通告しているのである。

「子ども食堂」は全国で3700カ所を超えた。人々が「子どもの貧困」に対して支援を広げていることは素晴らしいことだ。
ただし、「子どもの貧困」とは「親の貧困」であり、児童虐待の背景にあるのは親の貧困問題であるといわれる。

虐待の原因が全て貧困にあるわけではない。
しかし、家庭の貧困が影響して虐待が起こり、子どもにはDVの後遺症が残り、就労が困難となって貧困に陥る「貧困の
連鎖」が生まれることは明らかになっている。

1990年代半ば以降、非正規労働やワーキング・プア(働く貧困層)が増え、それに比例して児童虐待相談件数も増えている。
結局、親の貧困問題が解決しない限り、虐待も増え続けることになるだろう。
目次

『子どもの命を守る社会をつくる』

特集 子どもの命を守る社会をつくる
●FOR READERS「子どもの貧困」とは「親の貧困」―児童虐待の背景を考える

Ⅰ 貧困を見ていく、現状を聞いていく
●児童相談所から見える子どもの虐待の実像
●母子家庭の貧困 その根底にある母親の労働条件を考える
●「貧困専業主婦」という新たな格差
●首都圏若者サポートネットワークが目指すもの
●生活クラブ風の村の社会的養護の取り組みから
 一人ひとりに寄り添い、健やかな成長を支える
 子どもたちに必要なのは安心できる環境、穏やかな暮らし
 レポート 地域の大きな家として―生活クラブ風の村の施設紹介
 施設を出た子どもたちの自立を支えて
 「特別養子縁組」で子どもと養親をつなぐ

Ⅱ 子ども+親+若者を支えるために
●若者の自立保障は崩壊する地域社会を再建させる
●親の虐待を止めるための回復プログラム
●子どもを守るために対決を避けてはいけない
 虐待を受けて育った若者の言葉 「誰も気づいてくれなかった」

連載
●韓国語翻訳家 架けられた橋の上に佇む 第3回
 「大きな、喜びね」あの人はそう言った
●悼みの列島 日本を語り伝える 第15回
 日韓の市民が伝え残す負の戦争遺跡・柳本飛行場 ライター
川崎 二三彦(子どもの虹情報研修センター長)
小林 美希(労働経済ジャーナリスト)
周 燕飛(労働政策研究・研修機構主任研究員)
伊藤 由理子(生活クラブ連合会常務理事)
池田 徹(社会福祉法人生活クラブ理事長)
髙橋 克己(児童養護施設 はぐくみの杜君津施設長)
齊田 由美(ちばアフターケアネットワークステーション 管理者兼相談員)
湯浅 美和子・鈴木 久美子(特別養子縁組あっせん事業部ベビースマイル)
宮本 みち子(放送大学、千葉大学名誉教授)
森田 ゆり(作家、エンパワメント・センター主宰)
今野 晴貴(NPO法人POSSE代表理事)
斎藤 真理子(韓国語翻訳家)
室田 元美(ライター)