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 判型・ページ数:A5判・144ページ
 出版年月日:2017年4月15日
 ISBN:978-4-7752-0099-5

20年後、子どもたちの貧困問題
格差社会を終わらせよう!

商品番号 20206
社会運動 No.426
市民セクター政策機構
¥ 1,100 税込
子どもの貧困対策は急務の問題。 「貧困は自己責任」として放置すればやがて日本社会全体が危機的状況になる。
「子どもの貧困」とは「貧困状態にある家庭の問題」

子どもの6人に1人が相対的貧困状態にあるという。これまで「見えない貧困」と言われてきたが、少しずつ支援の輪が
広がり子ども食堂も全国各地に広がりつつある。だがそもそもは「家庭が貧しいために、子どもが貧困状態に置かれている」
のであり、本来、支援すべきは家庭そのもののはずだ。

20年後、すべての子どもは大人になる

少子高齢化と人口減少が急速に進む日本の今後は極めて暗い。わずか8年後の2025年には国民の3人に1人が65歳
以上、5人に1人が75歳以上という「超・超高齢社会」を迎える。65歳以上の人口は3500万人を突破する一方で、
15歳?64歳の生産年齢人口は7000万人まで落ち込む。

子どもの貧困がもたらす大きな社会的損失

貧困状態にある子どもは貧困の連鎖に巻き込まれる。自己評価や学習意欲が低下し進学や就職への期待も下がる。
さらに非正規社員や失業者・無業者が増え、1人あたりの生涯所得も大きく減少する。社会保険料や年金を納入できなくなる
人びとや、生活保護受給者も増えるだろう。

「自己責任」社会から「社会的貯蓄」社会へ

そこで阿部彩氏は「子どもの貧困対策は(社会的な)投資」と考えようと主張する。衣食住の提供にとどまらず、成人するまでの
20年という長期的観点で支援政策を考えるべきなのだ(本誌84頁)。
井手英策氏は、これまでのように「自分のために貯蓄」するのではなく「社会に蓄える」という発想の転換を訴える(100頁)。
また、高負担によって「子どもの幸福度先進国1位」を実現したオランダというモデルがある。
リヒテルズ直子氏の報告をお読みいただきたい(117頁)。
目次

特集 20年後、子どもたちの貧困問題
 格差社会を終わらせよう!

今から10年前

●FOR READERS 「貧困は自己責任」と放置すれば日本は危機的状況になる

Ⅰ 女性、若者たちの「現在」
●すべての少女に「衣食住」と「関係性」を! 少女から搾取しない社会へ
●なぜ、女性は貧困なのか―3人の事例から考える
●企業は激変し若者は貧困を強いられた

Ⅱ 子どもたちのための「未来の創り方」
●福祉の限界を超える 町民すべてが生涯現役
●生きづらさを抱える若者を地域で支援する NPO法人リロード、ワーカーズ・コレクティブはっぴいさん
●貧困対策に必要なのは連帯への意識転換
●社会の分断を消す選択肢をつくる
●オランダの子どもはなぜ「幸せ」なのか

連載
●悼みの列島 日本を語り伝える第3回
 信州に遺る満州に渡った人びとの思い
●おしどりマコの知りたがりの日々・レッツ想定外! 第6回
 ドイツの脱原発の動きは次のステージへ
仁藤 夢乃(女子高生サポートセンターColabo代表)
飯島 裕子(ノンフィクションライター)
藤田 孝典(NPO法人ほっとプラス代表理事)
菊池 まゆみ(藤里町社会福祉協議会会長)
阿部 彩(首都大学東京教授)
井手 英策(慶応義塾大学教授)
リヒテルズ 直子(教育・社会研究家)
室田 元美(ライター)
おしどり マコ(芸人・記者)