子どもたちも、医療ビジネスの「お客様」の時代?

近年、子どもたちに多くの副作用が出ているワクチン予防接種。子どもたちを医療ビジネスの被害者にしないために。

日本における医薬品の市場はとても規模だ。私たちが医師の勧めに従い摂取する様々な薬も製薬メーカーの利益に繋がっている。ところがその効果や副作用についてほとんど知らないのが現状。そこには知るべき医薬品の裏側がある。

内容
社会運動 No.427
●医師が処方する薬やワクチンは安全なのか?

薬やワクチンの副作用によって多数の死者や感染者が多数発生した薬害事件はいっこうになくならない。
1960年代に起きた「サリドマイド禍」や、80年代から90年代の「薬害エイズ事件」。
そして近年、問題になっているのが「ワクチンの予防接種による副反応」だ。とりわけ子どもたちに多くの被害が出ている。

●コンビニの売上高より大きな医薬品市場

日本における医薬品の市場は11兆円を超える。全国に5万4000店もあるコンビニの総売上高より大きな規模だ。
日本に380社あるといわれる製薬メーカーの中で、売上高の上位3社は、売上高に対して、なんと10%から20%もの利益を
上げていることがわかる。

●何も知らない子どもたちを被害者にしないために

今日の社会では、薬やワクチンを全面的に否定することは困難だし、それがどのような成分なのか知ることもできない。
だからこそせめて新薬の販売がどのように進められているのか。薬の副作用でどのような問題が起きているのか、
ぜひ知っていただきたい。何も知らない子どもたちを被害者にしないために。
目次
特集 ワクチンで子どもは守れるか?
医療と製薬会社の癒着を問う

Ⅰ 薬害の構造を根本から見直す
●FOR READERS 何も知らない子どもたちを被害者にしないために
●なぜ薬害は繰り返されるのか
●外資系製薬会社の〝実験場〟日本

Ⅱ ワクチン被害、予防接種の今を知る
●予防接種に行く前に 知っておきたいワクチンのこと
●MMR(新三種混合)ワクチン被害を伝える 被害児の家族としての体験から被害者支援を行う
●「子宮頸がんワクチン」薬害を伝える 二度と同じ被害を繰り返さないために
●子宮頸がんワクチンの薬害訴訟が目指すもの
●ワクチン問題Q&A

連載
●悼みの列島 日本を語り伝える第4回
神戸の碑文に見るさまざまな戦争の記憶
●おしどりマコの知りたがりの日々・レッツ想定外! 最終回
調べ考えモノ言って、社会運動しましょうぜ
著者について
鳥集 徹(ジャーナリスト)
横田 一(フリージャーナリスト)
母里 啓子(医学博士)
栗原 敦(MMR被害児を救援する会)
望月 瑠菜、 望月 千鶴
水口 真寿美(HPVワクチン薬害訴訟全国弁護団代表)
古賀 真子(NPO法人コンシューマネット・ジャパン理事長)
室田 元美(ライター)
おしどり マコ(芸人・記者)
ISBN
978-4-7752-0106-0
出版年月日
2017年7月15日
判型・ページ数
A5判・148ページ
商品番号 20207

【427号】ワクチンで子どもは守れるか?
医療と製薬会社の癒着を問う

社会運動 No.427
市民セクター政策機構
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