シュタイナーに学ぶ通信講座1期5号

子どもたちが抱えている困難や悩みを取り除かない限り、いじめや教育崩壊は解決しない。その原因や大人たちの責任を考えます。

20世紀最後の年を迎えて・・・共に生きる私たちに善悪を教えてくれる「嗅覚」「四つの気質」に働きかけるために。

内容
わたしたちは突然暴力をふるい始めた子どもたちの姿を見て、怒り、悲しみ、嘆きます
突然見知らぬ人になってしまったかのような彼らを前にして、わたしたちは戸惑い、困惑します。

しかし、それは本当にある日突然やってきたのでしょうか?
彼らはずっと以前からサインを送り続けていたはずです。

もし、わたしたちが彼らの悲しみを、怒りを、嘆きを、疑いをわたしたち自身のものにできていたら、心を込めて彼らの
言葉に耳を傾け、心を開いて見つめていたなら・・・

大きな困難の中で抱えきれないほど多くの問題を背負いながら、少しずつ、少しずつ彼らが変わってきたことに
きっと気づいたでしょう。

「子どもが暴力をふるう」ことにどのような段階があるのかを学びます。

●シュタイナーの十二感覚論からは、わたしたちに善悪を教えてくれる「嗅覚」について学びます。
目次
「2000年度通信講座」
カリキュラム発表・募集のお知らせ

今月のトピックス
20世紀最後の年を迎えて・・・・・・共に生きる

今月のテーマ
子どもの暴力を考える

シュタイナーの十二感覚論
わたしたちに善悪を教えてくれる・・・・・・「嗅覚」

ペタゴジカル・ストーリー「お話の持つ力」
三人兄弟姉妹のまん中の子のために

子どもをよく知るためのエクスサイズ
すべてのものが完成へ向かってのプロセスである

フォーム・ドローイング
「四つの気質」に働きかけるために

Q&A
読者のお便り
ひびきの村通信
編集室だより
通信講座「スクーリング」のお知らせと募集
著者について
大村 祐子(おおむら ゆうこ)

1945年北京生まれ。東京で育つ。
1987年、カリフォルニア州サクラメントのルドルフ・シュタイナー・カレッジ教員養成、ゲーテの自然科学・芸術コースで学ぶ。
1990年から1992年までサクラメントのシュタイナー学校で教える。1991年から日本人のための「自然と芸術コース」を
カレッジで開始。

2013年より教え子らと共に、北海道伊達市でルドルフ・シュタイナーの思想を実践する日本で初めての共同体
「ひびきの村」をスタートさせる。
「ひびきの村」代表。
ISBN
978-4-938568-76-4
出版年月日
2000年2月1日
判型・ページ数
A5・104ページ
商品番号 25005

⑤「子どもの暴力」をシュタイナー教育から考える

大村祐子
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