子どもたちの幸せな未来5期

発達障がいを持つ子どもやその家族と、この社会でともに生きていくためには、どうしたらよいのかということを一緒に考えていきましょう

障がいの在る無しにに関わらず、子どもに対する親としての在り方、大人としての接し方、社会の在り方は共通部分が多い。障がいを持つ子を育てている親御さんたちの深い叡智に学べることはたくさんあるはず。

内容
障がい児教育には、子育てのヒントがいっぱい! 臨床心理士、治療教育家、フリージャーナリスト、小児科医
それぞれの立場から、軽度発達障がいをもつ子どもへの理解と対応、共に生きるための基礎などをわかりやすく
説く。
LD、ADHD、自閉症、アスペルガー症候群など障がいを持つ子どもが増えています。
親として、周りの大人として、受けとめ、共に生かし合うための第一歩を学びます。
目次
第1章 軽度発達障がいと特別なニーズの必要な子どもたち
ポイント① 「軽度発達障がい」はこれまでの障がいとは違う「見えない障がい」
ポイント② 軽度発達障がいの原因は、いくつもの要因が絡み合っている可能性が高い
ポイント③ 軽度発達障がいは、現代の子どもが置かれている厳しい状況を教えてくれる
ポイント④ 「障がい」でなくても、特別な支援のニーズを持つこどもはたくさんいる
ポイント⑤ 軽度発達障がいの診断は、年齢や医療機関によって違う場合がある
ポイント⑥ 早ければ1歳半の検診で見つかるが、小学生くらいにならないとわからないケースもある

第2章 子供たちを理解するために
ポイント① 「困った子ども」は、その子自身がいちばん困っている
ポイント② 子どもの本質においては障がいを持ちえない自分の中にある障がいに目を向ける
ポイント③ 「人間とは何か?」という問いから「障がい」を考えてみる
ポイント④ 「できないこと」「困難なこと」には深い意味がある
ポイント⑤ ゆるやかな社会は、子育てがしやすく、すべての人が生きやすい

第3章 障がいを持つ子とともに生きる
ポイント① 「あるべき姿」に当てはめようとする日本社会
ポイント② 子どもを上手に育てるには、信頼できる人々やつながりが欠かせない
ポイント③ 声をあげることで制度や社会が変わり、同じように困っている人の役に立つ
ポイント④ 傷づける言葉、傷ついた言葉は、自分を見つめる鏡
ポイント⑤ 親が越えなければならない「四つの壁」 家族、わが子、社会、自分自身
ポイント⑥ 家族ならではの「いい加減さ」が幸せな子育てへとつながる

第4章 赤ちゃん学から見た軽度発達障がい
ポイント① 障がい児教育には、子育てを考えるヒントがたくさんある
ポイント② 障がいの問題は、障がい者の問題ではなく、実はそのまわりにいる人々の問題
ポイント③ 赤ちゃん学から見ると「障がい」が理解できる
ポイント④ 軽度発達障がいは、コミュニケーションの障がいなのか?

「子供たちへの贈り物」
著者について
中田 洋二郎(立正大学心理学部教授)
山下 直樹(シュタイナー治療教育)
海津 敦子(フリージャーナリスト)
小西 行郎(東京女子医科大学教授)
ISBN
978-4-7752-0053-7
出版年月日
2007年6月20日
判型・ページ数
四六判・208ページ
商品番号 26028

④もし、あなたが、その子だったら
軽度発達障がいと気になる子どもたち

ほんの木 編
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