子どもたちの幸せな未来4期

ほんの木の「子どもたちの幸せな未来」シリーズ18冊の中から、今、子どもたちを守るために必要な「親だからできる5つの家庭教育」としてまとめたもの

「早期教育より、家庭教育」「テレビ・ゲームより、共感力を育てる家庭教育」「親子の絆が強くなる家庭教育」「天気な体を育てる家庭教育」「絵師と生命の大切さを伝える家庭教育」

内容
早期教育、性教育、食、健康、メディアとのつきあい方の5つのテーマについて、小児科医や教育者など、子どもたちと
直接関わる第一線の方々に伺いました。
情報の氾濫、犯罪、食品汚染など、社会の危機から子どもたちを守る「親」や「家庭」の役割、力を見直します。

毎日のように子どもたちが事件、事故で亡くなっていくニュースが報道されています。顔の見えない〝犯罪者″によって
だけでなく、友達や近所の人、ときには親によって危められる場合もあれば、自ら命を絶つ子どもたちもいます。
また、最近の子どもたちについて「自分勝手で我慢ができない」「対人関係が苦手で、誰かと一緒にいるよりも一人で
いる方が楽に感じる傾向がある」「感情のコントロールが苦手で、すぐに他人のせいにする」「何をしたいかわからない
ためか、自分が楽しいことしかしない」「体力が低下していて、すぐに病気になりやすい」「集中力、根気がない」「
生命の大切さについての意識が希薄」などといったことがしばしば指摘されます。
こうしたことの原因は一つだけではありませんが、日々、実際に起こっている子どもたちの危機的な状況を変えなければ、
子どもたちを守ることはできません。子どもたちの身体も心も健やかに成長できる環境を作ることは、少なくとも家庭の
責任だと思います。
そのために私たちは、家庭という身近なところから子どもとの関係をもう一度考え直していくことが大切だと考え、
本書を編みました。

テレビやゲームに育児をまかせるのではなく、親子で話したり、笑ったり泣いたりすること、幼いうちから早期教育に
走り、塾やお教室に通うのではなく、できるだけ近くの公園や広場で友達と遊んだり、ケンカをしたりする経験からの
学びを大切にすること。いいかげんな性の情報に迷わされずに、しっかりと自分と他人を捉え、生命の大切さを
見つめる心を育てること…
こうしたことを家庭の中から始めてみたら、きっと子どもたちも変わり、すくすくと伸びられるに違いありません。
目次
第1章 早期教育より、家庭教育
幼児には遊びと生活の豊かさを
子どもの“自立する力”を邪魔しないで
脳の発達への誤解と早期教育
子どもを育てる汚れる遊び、危ない遊び

第2章 テレビ・ゲームより、共感力を育てる家庭教育
人間関係が上手な子どもを育てるために
テレビのない生活は楽しい!

第3章 親子の絆が強くなる家庭教育
親の性格と家庭の事情に添った子育てが一番いい
おうかがい症候群にかかっていませんか?
専業主婦、共働き夫婦の子育て

第4章 元気な体を育てる家庭教育
免疫力を高めて子どもの心と体を守る
子どもの歯と矯正
子どもを危険な食品から守るために

第5章 性と生命の大切さを伝える家庭教育
どうしてますか?子どもの性(いのち)の教育
「性」を大切にした出産と生に寄り添って
著者について
汐見 稔幸さん(東京大学大学院教育研究科教授)
見尾 三保子さん(神奈川県「ミオ塾」主宰)
小西 行郎さん(東京女子医科大学教授)
内田 幸一さん(NPO子どもの森トラスト代表)
佐々木 正美さん(児童精神科医)
吉良 創さん(南沢シュタイナー子ども園教師)
毛利 子来さん(毛利医院院長)
青山 繁(特定非営利活動法人「大地」理事長)
高木 紀子(スクールカウンセラー)
西原克成さん(西原人間研究所所長)
岩附 勝さん(インターナショナル矯正学会日本会長)
安部 司(株式会社最進の塩 研究技術部長)
北沢 杏子(性を語る会代表)
矢島 床子(助産師)
ISBN
978-4-7752-0039-1
出版年月日
2006年6月20日
判型・ページ数
四六判・224ページ
商品番号 26023

⑤親だからできる5つの家庭教育

ほんの木 編
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