33の具体的提案で、原発を止め廃炉に、との思いで綴った一冊。

ゼロから廃炉へ! 何をどうすればいいの?
まずは自分運動、全国各地で同時多発アクションです。
これなら私にもできるそんなアイデアが沢山.。

全国で行われているデモや抗議行動、数々の原発裁判、福島県の子どもたちの避難を支援する多くの市民活動。
こうした市民の多様な運動と、原発ゼロへの力強い具体的な活動をご紹介します。

内容
人間の技術力や限られた能力ではコントロールなどできない原発。後の世代に言い訳けしようのない禍根を残してしまいました。

どうしたら原発がゼロになり、廃炉への道を歩みだせるのでしょうか?

全国で行われているデモや抗議行動、数々の原発裁判、福島県の子どもたちの避難を支援する多くの市民活動。
こうした市民の多様な運動と、原発ゼロへの力強い具体的な活動をご紹介します。

また、個々人の中で勝手にできる反&脱原発活動をご紹介。
日本中で市民が勝手に思い思いの手法で、原発をゼロにし、廃炉へと持ち込むためのお誘いの本であり、個人的に運動を
広げるための「自分運動」の材料提供の本です。
目次
はじめに原発、この「悪魔の火」を消し去るために

PART1原発をゼロにする33の方法

①福島の人々の心を私の中に受け止める
②市民の草の根運動を支えて、共に歩む
③デモで示しませんか原発ゼロの強い思い
④デモの届け方はコレ全自治体で誰デモを
⑤選挙は決め手です国会議員も自治体も
⑥電力会社の専属議員原発推進議員を落す
⑦自治体選挙が重要地域で反対も決め手
⑧「原発」国民投票で民意を実現しよう
⑨原発の責任は自民党なぜか追求が甘い!
⑩裁判で自己責任追及子どもを守る訴訟も
⑪福島原発告訴団被害者、怒りの裁判
⑫東電株主代表訴訟大株主は原発推進派
⑬原子力ムラの解体をお手伝い致します
⑭霞ヶ関こそ民主化を官僚機構は岩盤強固
⑮経団連、経済界の圧力原子力ムラの総本山
⑯労働組合も原発推進御用組合よ御用だ!
⑰原子力ムラ発信の情報のウラを読む
⑱自分メディアで発信自分新聞やネットで
⑲マスコミを味方に良いメディアを応援
⑳人気タレントさんカミングアウトして
?英語で発信市民の声世界に、アメリカに
?ボイコットのすすめ原子力ムラ商品不買
?省エネ・節電・自由化電力地域独占を解体
?自然エネルギー促進日本の技術を世界へ
?ライフスタイル変更ひとりの力で脱原発
?脱原発企業の応援を脱原発市民の責任で
?使用済核燃料の処理まだ先送りしますか
?廃炉への自治体支援雇用と地域経済対策
?小さなアイデアで原発ゼロの実現を!
?市民の情報センター脱原発カフェなど
?子どもたちへの継承「原発いらない」教育
?団塊世代の皆様へ世直し始めませんか
?ツケを先送りしない人間としての誇りを
【おまけ?】あなたのアイデア自由にお書き下さい

PART2私たちの反原発・脱原発運動
「原発ゼロへの闘い方」12のインタビュー

・脱原発政治の統合と国民投票への道
・東電株主代表訴訟と上位株主企業への不買
・国策変更は1裁判所の判決2政権交代3外圧
・官邸前抗議行動は経団連にも圧力をかける
・運動に役立つ、信頼できる情報源の活用を
・再生可能エネルギーの協同組合構想
・再稼働反対で作ったテントひろば
・県民は被ばくしている、刑事事件にし起訴へ
・闘う「世田谷区長」の脱原発作戦
・政府の暴走はマスコミの演出から始まる
・普通に店やってること自体が原発反対
・焦点は原発再稼働をとめること

おわりに

「ほんの木掲示板」ワークショップのお願い他
著者について
今井一さん(「国民投票/住民投票」情報室)
木村結さん(東電株主代表訴訟・脱原発法制定全国ネットワーク)
小島敏郎さん(青山学院大学教授)
原田裕史さん(首都圏反原発連合)
伴英幸さん・吉岡香織さん・谷村暢子さん・松久保肇さん(原子力資料情報室)
半澤彰浩さん・柳下信宏さん(生活クラブ生活協同組合)
淵上太郎さん(経産省前テントひろば)
蛇石郁子さん(福島原発告訴団)
保坂展人さん(東京都世田谷区長)
マエキタミヤコさん(エネシフジャパン・緑の日本)
松本哉さん(素人の乱)
柳田真さん(たんぽぽ舎)

高橋利直(インタビュアー)
柴田敬三(編集)
ISBN
978-4-7752-0084-1
出版年月日
2013年4月12日
判型・ページ数
四六版・176ページ

レビュー

5.00
1
  • さとあつパパ
    兵庫県 60代 男性
    投稿日
    こどもたちの未来に責任を持とうとする人たちはもちろん、目の前の利益にのみ翻弄されて人としての最低限必要なこころすら失ってしまった人にも、是非とも読んでいただきたい本です。  章立ては2章からなり、1章では日常の中で脱原発に向けて誰もができる33の方法が、2章では福島原発事故以前から反原発・脱原発の運動に地道に取り組んできた団体や、原発事故後に立ち上がった住民組織や市民団体などからの実際の闘いの有り様が、具体的に描かれています。  極めて私的な視点ですが、この本を読んでいて目からウロコだったのは、これまで原発推進派の企業の商品はできる限り買わない、つまり、「不買」にしか目がいっていなかったが、逆に、「好買」つまり、脱原発を目指す企業のものを積極的に買っていくという提案。これなら、誰でも今からできる。  で、手始めに、皆さんで、この本の購買を周囲の人に勧めましょう。!!
商品番号 20111

原発をゼロにする33の方法

柴田 敬三 編
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